一体化したい蟹座・蠍座・魚座が気を付けたいこと
12星座の4つのグループ
占星術では12星座をそれぞれの性質から、いくつかの分類法でグループ分けすることがあります。
そのうちの一つが、12星座4つのグループに分けたもので
火・地・風・水
4つのうち、同じグループ同士は性質の根底に流れるものが似ています。
水のグループの星座は蟹座、蠍座、魚座
このグループに太陽星座、または月星座、アセンダントがある方はこの水のグループの性質が強くあらわれることが多いです。
水のグループが非常に重要視するのが「一体感」です。
※太陽星座や月星座、アセンダントを確認したい方はホロスコープチャートを使ってみてくださいね
水のグループのベースは「感情」
水は一体感を求めてしまう性質です。
あらゆる場所に深く浸透してしまいます。
特に感情をベースに行動をすること、感情を大切にすることが特徴です。
感情に関しては自分ではない人の感情も感じ取り、同化する性質があります。
そして、深いつながりと共感力を他人にも求めてしまいがちです。
例えば一対一で誰かと何等かの関係性をもっている場合、その人の感情のすべてを味わいたいし、自分の感情のすべてを相手に味わってもらいたいのです。
水がたくさん集まったら川が氾濫するように、水の性質が強い方たちも我慢していた感情が高まると、ダムが決壊するように激しい感情をぶつけてくることもあります。
しかもその「感情の氾濫」に対して、快感を感じたり、心の底では喜んだりもしています。
激しい感情=愛情の深さと感じてしまうこともあります。
まあまた、こういった激しい感情の氾濫の記憶は「快感」でもあるので、何度も脳内で味わいつくすこともあります。
それが良いものでも悪いものでもです。
水の性質が強い人に気を付けてもらいたいこと
水は高いところから低いところに流れていく性質もあるので、感情もネガティブなものに走ってしまうことも多いでしょう。
あまりネガティブな水の性質が強い人同志が一緒に居ることで、その関係性が淀むこともあります。
水は「記憶」もするので、感情のパターンも記憶してしまいますので、特にネガティブな感情パターンには注意したいところです。
特に、ネガティブな水の性質が強い親を持ってしまった、水の性質が強い子どもたち。
とにかく子供の感情と親の感情が同化してしまいがちです。
子供は生まれたときからその感情の同化を普通だと思い込んでいることが多いので、大人になるまで(なっても?)気づかなかったりもします。
占星術では「サターンリターン」を迎える29歳前後までは「子供」なことがあります。
29歳前後に気付く方、何らかの問題が起こって気づかされる方も多いでしょう。
一体感はいつも感じていなくていいのです。
自分の感覚、自分の感情を信じること、そして感じきることが大切です。
親への拒絶ではなく、やっと大人になったということですから、罪悪感を感じることも、まったくありません。
また、違うグループの性質が強い人に、その一体感を求めても理解されることはあまりありません。
この水のグループにしか通用しませんので、そちらも心にとめておいてくださいね。
次回また他のグループについてもお伝えいたしますね。