占星術と星占い、星読みの違い
こんばんは、星読み深井です(@hoshiyomikaiun)
「星占い」と「占星術」は何が違いますか?
「星読み」と「星占い」の違いって何??
私も「星読み」と名乗っているので、たまにこのような事を聞かれます。
雑誌やテレビで見かける「星占い」は親しみがあるけれど、「占星術」と聞くと難しいという印象が強いようです。
また最近聞く、「星読み」言葉の響きは優しいけど、今一つよくわからないという方も多いかと思います。
占星術師と星占い、と星読みなどではそれぞれ言ってることも少し違ったりしますしね。
では、「星占い」と「占星術」、また「星読み」って何がどう違うのでしょうか?
答えは…一緒です
特にこの3つは、違う…という事はないのです。
星占いも星読みも「占星術の一部である」…というのが正解に近いでしょうか。
占星術という単語を調べてみると
占星術(せんせいじゅつ)または占星学(せんせいがく)は、太陽系内の太陽・月・惑星・小惑星などの天体の位置や動きなどと人間・社会のあり方を経験的に結びつけて占う(占い) ーWikipediaより「占星術」-
となっています。
星占いも星読みも、この占星術を使っておこなっています。
私もこの占星術を使って、ホロスコープという星の配置図を作成し、またそれを人や世相に結びつけて読み、占っています。
これを私は「星を読む」事と捉えているので、自分の仕事を「星読み」と名乗っているわけです。
私の場合はですが、占星術=難しいというイメージは良く耳にしていましたし、また自分でもそうかも…と感じていたので、優しい響きである「星読み」の方を使っているという理由もあります。
星占い、12星座占いとは?
テレビや雑誌などの星占い、いわゆる「12星座占い」も占星術をつかっておこなっているものが多いです。
ただ、「12星座占い」は生まれた時に太陽が位置していた星座の部分のみを抜き出して占っているもので、主に「太陽星座に特化した占い」と言えます。
太陽星座占い=12星座占いは、1930年代ごろに新聞に掲載されたことが始まりのようです。
その後、私の星座は〇〇座!とみんなが認識するまでになったのは、1940年代の後半になってからだそうです。(占星術の文化誌ー鏡リュウジーより)
占星術は紀元前、古代バビロニアで生まれていたものなので占星術の歴史の中でも、太陽星座占いの歴史はかなり浅い方だと言えます。
占星術は元々太陽系の惑星や小惑星なども使って占うものなので、太陽だけに特化したこちらの占いが流行り始めた頃には、占星術師の間でもかなり賛否あったようです。
ですが、ここまで普及したのは、太陽星座占いがわかりやすく、面白い、そして当っている…と多くの人の共感を得られたからではないでしょうか。
最近では、12星座占いだけれども、違う技法で占っているものもあるようです。
12星座占い、太陽星座がこれだけ浸透したから…とも言える状況です。
言ってることがそれぞれ違うのはなぜ…?
同じ星占いでも、星読みでも、占星術に関する記事などを聞いたり、読んだりしていると、
「あれ?同じ星占い(星読み)なのに、違うことを言っている?」と感じたことはないでしょうか。
例えば、テレビの星占いにその日の順位をつけるものってありますよね?
あれも占い師が違えば、おそらく順位は変わってしまいます。
局によって、その日良い運勢の星座、悪い運勢の星座が変わってしまっていても不思議ではありません。
占星術では、主に太陽系の星の配置を図にした、ホロスコープを読んでいくものです。
このホロスコープには数字と記号しか書いていないので、それをどう読み取るのかは個人の自由なのです。
もちろん、基本的なルールはありますが。
ただ、そのルールにも、占星術の歴史が長いだけに様々な技法や手法が存在します。
その中から、どれを選ぶのかも占星術師の裁量で、自由なのです。
なので、個人によってさまざまな解釈があり、様々な伝え方をしています。
そして、占星術師、星読み、星占い師…など、どのように名乗るのかも自由です。
星読み…占星術師を仕事にしていて、それぞれ何らかのかたちで発信しているのであれば、発信内容が違ってくるのも当たり前なのです。
どのアドバイスを信じるかはあなた次第ということになりますね。
波長が合いそう、言っていることがすっと入ってくるなどを基準にして選んでも良いと思います。
そして、この人がこう言っていたから、絶対こうなる!というようなこともないのですよ。
占星術と星占い、星読みの違い、それぞれ言ってることが違うのは、なんとなくご理解いただけたでしょうか?
それではまた。